【MLBナイトラジオ#468】岡本和真10号ホームラン!大谷翔平が好投も敗戦!コレアが足首を怪我!菊池雄星は今後数週間投球停止!クロネンワースがIL入り!など

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アストロズのC.コレア、左足首に深刻な怪我の可能性!

Astrosの内野手Carlos Correaが左足首に深刻な負傷を抱えている可能性が高いとのことです。Correaは明日にも専門医の診察を受け、正式な診断と復帰までの見通しを確認する予定とのことです。現時点で離脱期間は未定ですが、数週間どころか、場合によっては数カ月規模に及ぶ可能性もあるとされています。

Correaは本日のDodgers戦前の打撃練習中に負傷しました。Astrosは試合直前にCorreaを先発から外し、Nick Allenを三塁から遊撃へ回し、ユーティリティ内野手のBraden Shewmakeを三塁で起用しました。するとShewmakeは大谷翔平からソロ本塁打を放ち、これが決勝点となってAstrosは2対1で勝利を収めました。

Astrosにとって、試合前練習中に主力を失うのは2日連続での出来事です。捕手のYainer Diazも現地月曜日のウォーミングアップ中に左腹斜筋を痛めて故障者リスト入りしたんですよね。球団は今後数日以内にCorreaの状態についてさらに詳しい情報を出す見込みです。

Correaは近年両足の故障に悩まされてきました。2023年には左足の足底筋膜炎と筋肉損傷に苦しみ、2024年後半の大部分も右足の足底筋膜炎で欠場しています。

故障リスクは、2022年オフのFA市場でも焦点となっていました。Correaは当時、Giantsとの$350MMの契約、続いてMetsとの$315MMの契約がいずれも右足首の故障リスクから破談になっています。今回痛めたのは左足首で、当時問題視された箇所とは異なりますが、故障者が相次ぐAstrosにとって痛手であることに変わりはありません。

CorreaはDiaz、Jeremy Peña、Jake Meyersに続き、主力野手として4人目の故障者リスト入りとなります。投手陣でもHunter Brown、Cristian Javier、Tatsuya Imaiに加え、クローザーのJosh Haderが離脱中で、戦力低下は深刻な状況です。

現地4月12日に右ハムストリングの張りで離脱したPeñaは、今週にもマイナーでリハビリ出場を始める可能性があります。その間Correaが正遊撃手を務めていましたが、今後は打力に課題のあるAllenが遊撃を守る見込みです。さらにIsaac Paredesを三塁、Christian Walkerを一塁、Yordan Alvarezを主にDHで起用する形となりそうです。

Astrosは昨年の夏、残り3年総額$70MM超の契約を引き受ける形でTwinsからCorreaを再獲得しました。復帰後は51試合で打率.290、6HR、OPS.785を記録し、今季もここまで打率.279、3HR、OPS.787と好調を維持しています。全盛期ほどの長打力はなくなったとはいえ、健康であれば依然として平均以上の打者であり、三塁と遊撃のどちらでも質の高い守備を提供できる存在なんですよね。

Carlos Correa Suffers Significant Ankle Injury
The Astros take another hit on the injury front. Read more about the latest on Carlos Correa at MLB Trade Rumors.

菊池雄星、今後数週間は投球を完全に停止!

Angelsの菊池雄星が今後3〜4週間にわたり投球を完全に停止することになりました。菊池は、肩の炎症により先週末に故障者リスト入りしていたんですよね。

菊池は先週水曜日のWhite Soxでの登板で、2回を投げて降板しました。Angelsは2日後に精密検査を実施したものの、詳細はほとんど公表していませんでした。その後セカンドオピニオンも受けたうえで、手術ではなく保存療法によるリハビリを試みる方針が決まったとのことです。

最悪のケースは避けられた形ですが、楽観視できる状況ではありません。菊池は月末頃に再評価を受ける予定で、そこで手術回避のままリハビリを続けられると判断されたとしても、6月の大半は実戦復帰へ向けた準備に費やすことになりそうです。完全なシャットダウンとなるため、復帰前には複数回のブルペン投球やライブBPをこなし、マイナーでのリハビリ登板をこなす必要があります。

菊池は現在、3年総額$63MMの契約の2年目を迎えています。昨季は自己最多の178回1/3を投げ、防御率3.99を記録するなど、Angelsにとって数少ない明るい材料となっていました。しかし今季はここまでの7先発で防御率5.81と苦戦が続いています。

ただし、奪三振率や与四球率が大きく悪化したわけではありません。失点が増えた主な要因は、被BABIPが.352とそれなりに上昇したことにあります。

一方で今季の菊池は、フォームにも大きな変更を加えていました。アームアングルを高くし、左腕投手の中でもオーバースロー寄りの形に変更しているんですよね。Mariners時代初期にも近い腕の位置から投げていましたが、ここ数年は低いアームスロットを採用していました。この変更に合わせて球種配分にも変化があり、スライダーを減らしてフォーシームを増やし、新たにスプリッターも導入しています。これが今回の故障と関係しているかは不明ですが、肩や肘の問題は投手にとって避けにくい職業病とも言えるでしょう。

Angelsは菊池が先発する予定だった今日のWhite Sox戦に向け、Sam Aldegheriを昇格させました。代役候補にはGeorge Klassen、Caden Dana、Mitch Farrisらも控えています。先発陣はJosé Soriano、Reid Detmers、Jack Kochanowicz、Walbert Ureñaの4人が中心となる形ですが、Angelsは現在14勝23敗とMLBワースト級の勝率に低迷しており、苦しい状況が続きそうです。

Yusei Kikuchi Shut Down For 3-4 Weeks
The Angels will be without Yusei Kikuchi for well over a month. MLB Trade Rumors has more on the shoulder injury for the…

パドレスのJ.クロネンワース、脳震盪IL入り!

Padresは本日、二塁手のJake Cronenworthを脳震盪関連で7日間の故障者リストに登録しました。代わって内野手のソン・ソンムンが昇格し、左腕の松井裕樹も15日間の故障者リストから復帰しています。Kyle Hartはオプションでマイナー降格となりました。

球団はCronenworthの負傷について詳しい説明をしておらず、どのように負傷したのか、離脱期間も明らかになっていません。ただ、今季のCronenworthはここまで打率.144、1HR、OPS.468と打撃不振に苦しんでいるんですよね。昨季は打率.246、11HR、OPS.744と堅実な成績を残していただけに、今回の休養が立て直しのきっかけになることが理想です。

Cronenworthの離脱により、ソンにはメジャー出場のチャンスが巡ってきました。Padresはオフにソンと4年総額$15MMで契約。KBOで過去2年間、打率.327、45HR、OPS.921を記録した打撃力を評価しての獲得でした。

しかし移籍後はまだ本来の力を発揮できていません。1月に腹斜筋を痛めて開幕を故障者リストで迎え、復帰後にリハビリ出場を終えると、4月中旬にマイナーへ送られました。その後、Mexico CityでのDiamondbacks戦で27人目の特別枠として一時昇格し、8回表にLuis Campusanoの代走として出場しています。

今季Triple-Aでは打率.293、1HR、OPS.718を記録しています。一見悪くない数字ですが、打者有利なPacific Coast Leagueの環境を考えると、wRC+82という数字は平均以下です。ただし直近では状態を上げており、Triple-Aを離れる時点で8試合連続安打中でした。その期間は打率.351をマークしており、故障明けからようやく調子を取り戻し始めていた可能性がありそうです。

守備では遊撃、二塁、三塁を分担してきました。Cronenworth離脱中は、基本的にソンが正二塁手を務めるとみられます。ただ、PadresにはFernando Tatis Jr.もいます。今季のPadresは、実質的な控え二遊間要員を置かずに戦ってきました。Cronenworthが遊撃手のXander Bogaertsのバックアップを担当し、そのCronenworthのバックアップをTatisが担う形だったんですよね。

Tatisはもともと遊撃手としてデビューしましたが、近年は右翼手としてプレーしています。今季以前にメジャーで二塁を守った経験は1イニングしかありませんでしたが、今季はすでに49イニングを守っています。Padresが十分に守れると判断すれば、Cronenworth離脱中にTatisを二塁で起用する場面が増えるかもしれません。

Tatisは今季、打率.252、0HR、OPS.625と低調なスタートですが、実績面では打線の中心を担える選手です。一方の外野はTatisに加え、Ramón LaureanoとJackson Merrillが先発しています。Tatisを二塁へ回せば、Miguel Andujar、Gavin Sheets、Nick Castellanos、Bryce Johnsonらに外野での出場機会が生まれます。

CastellanosとJohnsonは打撃不振ですが、Andujarは打率.305、2HR、OPS.813を記録しており、今年は三塁とDHで起用されているものの、外野両翼の経験もあります。Sheetsは主に一塁で平均的な打撃成績を残しており、外野起用が増えれば、今季好調のTy Franceの出場機会拡大にもつながるでしょう。

もっとも、Cronenworthの離脱が1週間程度で済む可能性もあります。Padresは複雑に考えておらず、当面はソンを二塁に据えるだけかもしれません。実際、今日の試合ではソンが二塁で先発し、Tatisは通常通り右翼に入りました。

Padres Place Jake Cronenworth On IL
Who is going to play second base for the Padres?

レイズ先発のS.マッツ、肘の炎症でIL入り!

Raysは左腕のSteven Matzを左肘の炎症により15日間の故障者リストに登録し、代わりに右腕のChase Soleskyがアクティブロースターに入っています。

Matzの状態について、現時点で詳しいことは分かっていません。今季はここまで7先発で防御率3.86と安定しており、直近のGiants戦でも6回1失点と好投していました。しかし、その登板後から今日までの間に何らかの問題が発生したようで、少なくとも数週間は戦列を離れることになります。

今季のRays先発陣は好調で、チームの好スタートを支える大きな要因となっています。Raysはここまで23勝12敗で、先発投手陣の防御率3.20はMLB全体3位です。オープナー起用も含まれているため数字には多少の偏りがありますが、それでも好成績であることに変わりありません。

一方で、その好結果の裏には不安もあります。Ryan Pepiotは股関節手術により今季絶望、Joe Boyleも肘の張りで故障者リスト入りしている状況です。健康な投手陣にも懸念は残り、Shane McClanahanは過去2年間を全休しており、今後どこかで球数やイニングを管理する必要が出てきそうです。Drew Rasmussenも故障歴が非常に多い投手なんですよね。

Nick Martinezは防御率1.71と好投していますが35歳のスイングマンで、近年はブルペンに回ることも少なくありませんでした。Jesse Scholtensも昨年ウェーバーで獲得されたばかりで、経験は豊富とは言えません。トッププロスペクトのBrody HopkinsはTriple-Aにいるものの与四球率20.2%と制球難に苦しんでおり、すぐに昇格する可能性は高くなさそうです。

こうした事情もあり、RaysはGriffin JaxとMason Englertを先発起用できるよう調整を進めているとのことです。Matzの復帰時期次第ではありますが、少なくとも数週間はローテーションのやり繰りを迫られそうですね。

一方で今回昇格した28歳のSoleskyは、これが初のメジャーロースター入りとなります。2019年ドラフト21巡目でWhite Soxから指名された右腕で、これまで有望株として大きく注目された存在ではありませんでした。昨年はNationals傘下でプレーし、Triple-Aで防御率5.17を記録。オフにRaysとマイナー契約を結びましたが、今季もTriple-Aで防御率6.57と苦戦しています。

現状では、必要に応じてイニングを消化するための一時的な昇格とみられます。今季は先発として投げており、直近では5回1/3を投げていました。成績は芳しくありませんが、大差の試合でロングリリーフを担い、ブルペンの消耗を防ぐ役割が期待されます。

たとえ短期間のメジャー滞在で終わったとしても、長年マイナーで努力を続け、数カ月後に29歳を迎えるSoleskyにとっては、大きな意味を持つ昇格になるはずです。

Rays Place Steven Matz On IL With Elbow Inflammation
The Rays rotation felt flimsy and is now a bit lighter.

その他のニュース2件

Marlinsは右腕のChris PaddackをDFAとし、Triple-Aから右腕のWilliam Kempnerを昇格させました。Paddackは1年$4MMの契約で先発としてのイニング消化を期待されていましたが、今季は7登板で防御率7.63、奪三振率18.5%と低迷していました。5回以上を投げ切ったのはTigers戦の1度だけで、失点を重ね続けてしまっていたのです。2019年のPadres時代は新人として好成績を残しましたが、その後は2度目のトミー・ジョン手術、前腕の故障などに苦しみ、2020〜26年は防御率5.23、被本塁打の多さも課題となっていました。今後は5日以内にトレードかリリースとなる見込みで、他球団が救援起用に可能性を見出すかが焦点となりそうです。一方のKempnerは2025年にGiantsから加入した24歳の右腕で、昨季マイナーでは防御率2.26、奪三振率33.6%を記録していました。今季Triple-Aでは防御率6.46ながら奪三振率47.9%と空振り能力は突出しており、Miamiに新たなブルペンの選択肢をもたらす存在です。なおPaddackの先発枠にはBraxton GarrettやRobby Snellingらが候補に挙がっているとのことです。

Marlins Designate Chris Paddack For Assignment
The Marlins decided to quickly pull the plug on a free agent signing that hasn't panned out. Get more details at MLB Tra…

White SoxはPhilliesから右腕のTrevor Richardsを金銭トレードで獲得しました。これに伴い、Drew Thorpeが60日間の故障者リストへ移行されています。Philliesは救援陣のJhoan DuranやZach Popらに故障者が相次ぎ、Duranの復帰に伴ってRichardsがロースターを外れる見込みでしたが、DFAではなくトレード放出という形になりました。Richardsはオフにマイナー契約で加入後、Triple-Aで圧巻の投球を披露。14回を投げて防御率1.93、奪三振率52.0%、与四球率6.0%という驚異的な成績を残し、今月メジャー昇格を果たしています。昇格後も4回1/3を投げて1失点、5奪三振と一定の結果を残していたんですよね。2021〜23年には主にBlue Jaysで201回を投げ、奪三振率31.3%と高い空振り能力を示した一方、制球難が課題で防御率は4.61にとどまっていました。2024年後半にはその問題がさらに悪化し、Twins移籍後は18.6%という高い与四球率を記録してリリースされてしまいました。その後はRoyalsやDiamondbacksで短期間プレーするに留まり、今季は再起を懸けていた格好です。一方のThorpeは2025年3月にトミー・ジョン手術を受けており、復帰可能時期は近づいているものの、まだリハビリ登板は始まっていません。

White Sox Acquire Trevor Richards
The White Sox pick up an arm from Philly.

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